物事はただ起こっている

 

おはようございます。ヒーリングサロンひまわり masakoです。

 

1週間のフロリダ旅行(と言ってもディズニーワールドのみ)を終えて、帰国しました。

今日は武道館でのRebeccaコンサート、明日は高校のPTA委員会、土曜日の夜から日曜日は泊まりのプライベートの予定が入っているため、サロンはまだ夏季休業をいただいています。

 

今回の旅行はある意味、思い出に残る出来事の連続でした。

まず成田空港でのチェックイン時に、母が間違って父のパスポートを持参したことが発覚!

その時点で実家にいた妹に成田まで持ってきてもらう or バイク便などを利用するしか手立てがなかったのですが、妹が電車またはタクシーを利用しても間に合わない、バイク便も間に合わないということで、予定した便に乗れないことが確定。

 

私が海外旅行に行く時は飛行機とホテルを自分で手配する個人旅行ですが、今回は母からの招待旅行でツアー利用(添乗員なし、グループ行動なし)だったこともあり、「母だけ参加できない可能性がある」ということをJALのカウンターで通告されました。

そもそもツアーは個人手配よりも安い価格で設定されているので飛行機の振り替え自体が不可能ということもあるし、振り替えられたとしても同じ便固定の場合もあるし(そして翌日は満席で乗れないと言われた)、手数料が航空運賃の普通料金と変わらない可能性もあるとのこと。

 

飛行機が出る30分前まで出国せずに母に付き添っていたのですが、結果、私たちが乗るシカゴ便から5時間後に出発するロスアンゼルス行きに乗り、夜中になるけれど同日中にオーランド到着の飛行機を手配してもらうことができました。

変更手数料はかかりましたが普通料金の航空運賃にくらべたら破格の安さでしたし、ツアーなのに飛行機の振り替えをしてもらえたこと、英語が話せない母のためにロスとオーランドで現地スタッフが付き添ってくださったこと、ホテルまでの車を手配してくださったことなどを考慮すると、ありがたいのひと言でした。

 

2つ目のハプニングは、買った物がゴミと間違えられて処分されてしまったこと。

朝早くからディズニーワールドに出かけ、午後に一度ホテルに戻った時に、紙袋がなくなっていると気付いた母。

 

よくよく聞いてみると、「ゴミ箱の横に置いていた」そう。

母には「ゴミ箱の近くに大きいものを置くと、ゴミ箱に入らない大きなゴミという意味になるんだよ。きっと処分されていて戻ってくる可能性はかなり低いよ。」と伝え、ホテルとの交渉開始。

 

すぐに警察みたいな人が来て、状況を説明。

その日の夜には「すでに処分されて見つからないため、現金で補償させてください」と言われました。

もともと私が母にプレゼントした靴なので、お金を払ったのは私だし、「私たちに起こったかもしれない悪い出来事の代わりの厄落としと受けとめてね〜」と母に伝えました。

実際の靴代よりも多い額を補填してくださったので、ホテル側の誠意も伝わりましたし。

 

3つ目のハプニングは、母から預かっていたディズニーワールドのパスポートを息子が紛失したこと。

子供たちは予約していたアトラクションに乗るために別のパークに移動していて、「食事をしていたレストランから別のパークへ移動した間に紛失した」、「どこでなくしたのか全く分からない」との連絡がありました。

母と私はアトラクションに乗る予定はなく、午前中にみんなで行ったパークを1周してからホテルに戻る予定だったので、まずはレストランに戻ったけれど、見つからず。

レストランのマネージャーさんが「この近くにある Guest Relationsで再発行してもらえるはずなので、行ってみてください」と有益情報をくださったので、そちらに向かったところ、すぐに再発行してもらえました。

 

母はかなり旅慣れている人で先月は香港に、今月は私たちとフロリダに、そして来月はハワイ島に行く予定。

そんな母にとって、パスポート絡みで飛行機に乗れないなんて初めての経験だし、買ったものを捨てられてしまったのも初めて。

何だか、不思議な旅行でした。

 

長くなりましたが、ここで私が伝えたいのは、ハプニングをただ起こった出来事と受けとめるか、それともトラブルと受けとめるかによって、物事はまったく違った景色に見えるということです。

 

さすがにパスポート忘れの一件は私もどうなるかな?と思いましたが、すぐにシータを使ったし、娘も「ダメと思ったらダメな結果になるよ。大丈夫って考えよう!」と母に言ってくれて、すぐにパニックになる母も結構落ち着いて過ごしていたように見受けられました。

靴を処分された時も「気にしない、気にしない。私たちは元気にこうして旅行できているのだから。」と母に伝えていたので、起こってしまった出来事について、「あーだ、こーだ」と言い続けることもなく。

ディズニーワールドのパスポート再発行の時には、すでにハプニング続きだったこともあってか、母も「いやー、改めて思ったけど、masakoは英語がかなりできるんだね。下手な添乗員より、よっぽど頼りになるわー」と笑っていました。

いつもだったらすぐに文句を言ったり、終わったことに対してずっとこだわるような母だけど、今回はそういう言動がありませんでした。

 

皆さんも何かが起こった時に、感情で反応しないような心がけをしてみてください。

感情ほど厄介なものはありませんし、物事が意図しない方向に進むのは感情のせいと言っても過言ではありません。

 

客観的に考えれば当たり前だと分かるでしょうが、「起こった出来事」というのはすでに「過去のこと」で、過去を変えることはできません。

好ましくない経験をした時に怒りや悲しみという感情で捉えても、すでに過去のことですから、どうしようもないのです。

それよりも、二度とそういう経験をしないために自分をクリアリングしていくことが大事。

 

また、精神世界(スピリチュアル)に興味がある人によくある傾向として、「必要だからこの経験をしている」という考え方がありますが、この考え方が弊害になる可能性があることも知っておくと良いでしょう。

この考え方を持っていると「すべてのことを経験しなければならない」わけですから、好ましくない経験も自分の人生に起こってきます。

シータヒーリング®を当サロンで学んだ人であれば講座で伝えているので少しはご理解いただけるかもしれませんが、人の経験から学んだって良いのです。

 

 

 

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