こんばんは。ヒーリングサロンひまわり masakoです。
今回の記事はとても長くなります。
お飲み物でも片手に、のんびりお読みください。
1週間ほど前、見ず知らずの人から【Doreen Virtue】という件名でメールが届きました。
差出人はドリーンのサイトで公表されているドリーンの認定を受けた人たち全員にBCC:で送信したようで、数々のドリーンの講座を英語で受講してきた私にもこのメールが届いたのです。
そこには、ドリーンがクリスチャンとして洗礼を受けたことをきっかけに、今後は天使・妖精・ミディアムシップ・タロット・アセンデッドマスター・未来を予測する言動には一切かかわらないと宣言したと綴られていました。
ご存知の通り、私は先月末からラドリー・バレンタインによるCATR™(Certified Angel Tarot Reader™)というタロットカード・リーディングのオンラインコースを受講しています。
CATR™受講生だけのFacebookページでドリーンについての書き込み(質問)とラドリーの返事を見かけたこともありましたが、ここ最近は現代レイキセミナーの準備、エンジェルタロット&オラクルカード講座の準備で忙しくしていたので、「突然届いたメールと関連があるのだろうな」とは思いつつ、気にも留めずに過ごしていました。
届いたメールは十分に長い文章なのですが、実際のやり取りは差出人のブログにもっと膨大な量で綴られていて、まだ流し読みだけしかしていません。
差出人は事の重大さを考えて、これまでのやり取り(主にFacebookページやHay Houseのチャット)のスクリーンショットを保存し、自分のブログでその内容を公表しています。
と言っても、これが全てなのかは私には判断しようがありませんが。
片方の言い分だけでは全体像は分からないし、オラクルカードやエンジェルセラピー®関連の講座を教える立場の人間として、今後どうするかを考えるのはドリーンが何かしらの発言をするまで待つしかない、と思っていました。
もちろん、たとえ双方の意見が分かったとしても、メールの差出人とドリーンの件について第三者の私がどうこう言う立場にもありません。
今朝、たまたまCATR™のFacebookページでラドリーのライブ動画を見ていたのですが、これは「Facebookページに書き込まれているタロット・リーディングに関する質問にラドリーが直接答える」というのが趣旨でした。
でも、ドリーンに関する質問が結構出ていたようで、2回ほどラドリーが言及するシーンがありました。
ラドリーはドリーンのエンジェルセラピー®プラクティショナー講座を学び、ATP®になったあとにこの講座のスタッフとして長年関わっていたし、ドリーンとのコラボで出版したタロットカードはラドリーがメインで担当していて、公私ともに良い友人としてのお付き合いをしてきた人。
だからドリーンに関する質問に本人ではないのに答えることにも躊躇している様子だったけれど、かなり注意深く言葉を選んでいたので、この一連の出来事に対して不穏な空気を感じたのは私だけではないと思います。
この動画でラドリーが「ドリーンが自分の言葉で説明した」と言っていたので、Facebookで探してみたら、ドリーンの公式Facebookページでその動画を見つけました。
また、YouTubeのドリーン公式アカウントにも同じ動画が出ています(この記事の最後に動画を載せます)。
冒頭で触れたメールの差出人は妖精に関するドリーンのオンラインコースFairyologistの申し込みをしていたものの、まだ実際の動画を見てはいなかったそうです。
妖精とのつながりを経験して、もっと詳しく学び、将来はこの講座をもとに自分で教えていきたいという理由で受講を決めた、と書いてありました。
それなのに、ドリーンが自身のイエス・キリストとの体験から洗礼を受け、聖書の言葉のみを伝えると決めたことで、「Fairyologistコースはどうなるの?」「今はもう妖精を信じていないの?」という素朴な疑問をFairyologistだけのFacebookページやHay Houseに確認したところ、Facebookページを出入り禁止になり、返事ももらえなくなったそうです。
また、ドリーンは自分が手がけたすべてのタロットカードとアセンデッドマスター オラクルカードを処分したそうで、これも聖書の教えに従った結果とのこと。
アセンデッドマスター オラクルカードを処分したのは、キリスト教以外の宗教のマスター達がたくさん揃っているのが理由のようです。
最後に紹介する動画ではそこまで言っていないのですが、これとは別のYouTube(ハワイのローカル番組のインタビュー)で明言しています。
そのため、他宗教を排除することへの批判が出ているのは事実のようです。
ドリーン本人は、タロットカードのロイヤルティがHay Houseが支援するチャリティ団体に送られるように依頼済みで、アセンデッドマスター オラクルカードの販売停止を求めたと言っています。
お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、日本のドリーンの公式サイトに長年ドリーンが毎週アップしていた Weekly Angel Message(YouTube)の日本語字幕付きが公開されていますが、8月末が最終回となっています。
英語版のYouTubeドリーン公式アカウントからは、過去のすべてのWeekly Angel Messageが削除されていて、もう見ることはできません。
とは言え、これまでにドリーンが手がけてきたオンラインコースは残るそうです。
それはHay Houseで提供している講座も、ドリーンと夫のマイケルが管理している Earth Angel.com の講座も同じスタンスのよう。
唯一の例外はドリーンの義理の娘であるメリッサ・バーチューが管理している Angel University で扱ってきたエンジェルセラピー®プラクティショナー講座(ATP®️)で、こちらの提供は終了になった模様です。
代わりに、少し前から提供が開始になったHay Houseでエンジェルインテュイティブ™(AI™️)の動画オンラインコースは継続されるようです。
今のところ、アセンデッドマスター オラクルカードの発売停止が確定したかどうかは分かりませんし、日本でドリーンのオラクルカードを手がけてきたJMAアソシエイツや販売元のライトワークスでは、この件に関して何も発表していません。
オンラインコースもオラクルカードも提供は継続されるようなので(アセンデッドマスター オラクルカードだけは分かりませんが)、日本の販売元は今後もこの件に関しては特に発表しないかもしれませんね。
ただ、これから1年以内にドリーンとラドリーが手がけたタロットカードからドリーンの名前が消えることに決まっているそうなので、何らかの案内があるのではないか・・・とは思います。
英語版オラクルカードのアプリに関してはHay Houseが手がけるようになったようで、第一弾としてエンジェルタロットカードのアプリが登場。
このAPP版エンジェルタロットカードの著者はラドリー・バレンタインのみになっています。ドリーンのFacebook公式アカウントの動画に寄せられたコメントには、新しい門出を支持するものがほとんどです。
支持している人は軒並みクリスチャンだったので、それも理由の1つなのかもしれません。
逆に、YouTube(ドリーンの公式アカウントではなく、ドリーンがハワイのローカル番組に出演して今回の件についてインタビューを受けた時の動画)には批判的なものが多い、という印象です。
キリスト教以外の教えに馴染みがある人にとって、「イエス・キリストの言葉ではない」という理由でアセンデッドマスター オラクルカードの販売停止をドリーンが求めたことを本人の口から聞けば、納得がいかないと感じるのも分かります。
同じように、「天使に聞くことは間違っていて、イエス・キリスト(神)の声だけに従うべき」と言われても、戸惑う人が多いでしょう。
届いたメールと差出人のブログ、そしてドリーンの動画を見ましたが、どちらの言い分も分かる気がしますし、双方に対して「それは違うのでは?」と感じる部分もあります。
個人的には、たとえ影響力があろうとも、ドリーンが自分の人生をどう過ごそうが他者が口を出す問題ではないと思っています。
私はドリーンのオラクルカードはエネルギーが優しくて初心者向きだと思っていたけれど、ドリーン個人には思う所があったし、ドリーンや天使などの見えない存在を崇拝しているわけでも、好き・嫌いというような感情もありません。
お伝えしたように、動画の中でドリーンは「天使や大天使・エレメンタル(妖精・ユニコーン・マーメイド・ドルフィンなど)・アセンデッドマスターや女神とつながることは間違っている、と気付いた。これからはイエス・キリスト(聖書)からのメッセージだけに耳を傾ける。」と明言しています。
当サロンで提供するドリーン関連のメニューの変更を含め、今後の身の振り方を考える必要がありそうです。
じっくり考えてから決めるつもりですので、それまではメニューの変更は行ないませんが、下記の講座が提供廃止の検討対象になります。
ご検討中の方は、お早目にお申込みください。
注:当サロンではドリーンのオラクルカードを使用した講座の提供を終了しています。
では、最後にドリーンの動画(YouTube)のリンクをご紹介します。
すべて英語で日本語字幕などはありませんが。
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