こんにちは。ヒーリングサロンひまわり masakoです。
もう12月なんですね・・・
帰国して、もうすぐ5ヶ月。時間の経過があっという間のように感じます。
今回の記事は、前回の今を生きるに繋がっています。
私たち日本人は、「自分の気持ちを中心にすること」を自分勝手な行為だと思っています。
何故なら、相手の気持ちを思い遣る文化が根底にあるからです。
では、相手の気持ちを思い遣ると、自分の気持ちを軸に生きることはできないのでしょうか?
あくまでも個人的な意見ですが、その答えはNO、つまり両立は可能だと信じています。
相手の主張・意見・気持ちに耳を傾け受け入れつつ、自分の考えと違う場合は「あくまでも相手の考え方」と受け留める。
相手に考えを改めさせるような討論は不要だし、違うと思う部分を無理に受け入れる必要もない。
勘違いしてはいけないのですが、自分が望むことを選択することは、自己中心的に振る舞うことではありません。
自分さえ良ければ・・・という考え方は単なる自分勝手です。
そして自分が喜ぶ行為というのは、もしかしたら何の得にもならない行動である場合もあります。
私の父はもう何年も毎朝、自宅とその周辺(数kmの範囲)の掃除をしています。
誰に頼まれたわけでもなく、そうしたからと言って誰に褒められるわけでもないのに。
少し前に、息子と買い物をした帰り道で、見知らぬ人に声をかけられました。
その後、息子がひと言「お母さんって・・・いい人だよね・・・」とポツリと言ったのです。
何を聞かれたのか、その時に自分がどういう対応をしたのか、今となっては全く覚えていないけれど。(私はしょっちゅう道を聞かれます。見知らぬ国でも、それは同じ。)
だけど、本人にとっては当たり前なんです。
損得勘定は関係ない。
何故か分からないけれど、そういう行動をしている。
きっと、それが自分の喜ぶことなんだと思います。
だから、周りの目を気にしないで、自分や周囲の意見や枠組みにとらわれることなく、「自分はどうしたいか!?」と考えて行動することは、大切なのではないでしょうか。
相手を思い遣る気持ちが強くて、自分の気持ちや行動が犠牲になりがちなら、少し視点を変えて、自分が嬉しいことを中心に考えて生きることを選択しても良いと思います。
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